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昭和天皇の大好物と言われた「蜂の子の甘露煮」

昭和天皇の大好物!?「蜂の子の甘露煮」

今や世界中で注目されている昆虫食ですが、日本では古くから食べられてきました。


そんな昆虫食の中でも高級珍味とされる「蜂の子」は
昭和天皇の好物であったと言われるエピソードが残されています。


そしてそんな蜂の子には実は健康効果も期待されています。


今の若い人は昆虫食に興味があっても
「見た目が気持ち悪い」などが理由でなかなか手が出せてない人もいると思います。


また「昆虫食なんて絶対食べたくない」という方もいるでしょう。


そんな昆虫食に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。


今回は高級珍味とも言われる「蜂の子」を解説していきたいと思います。

*画像は当時の記事です。興味がある方はぜひ読んでみてください。

昭和天皇が食べた「蜂の子」

「蜂の子」は昭和天皇の好物と紹介させていただきました。


その昭和天皇が食べたとされる蜂の子は
原田商店の「蜂の子花九曜煮(はちのこはなくように)」
でありました。


当時宮内庁に
この「蜂の子花九曜煮(はちのこはなくように)」を納めていたという記録も残っています。


そしてさらに蜂の子を有名にしたエピソードは
昭和63年の昭和天皇がお亡くなりになった前の年です。


その年の7月のはじめ

「ご病床の陛下が手術後、食欲があまりなく、缶詰の蜂の子をまぶしたご飯を好んで食べている。」
と週刊誌等が報道したためです。


その報道後、蜂の子の缶詰「蜂の子花九曜煮」が
全国から注文や問合せが殺到したことがあったようです。


それ以降、蜂の子の知名度は全国に広がったというわけです。


今でも原田商店では当時の製法、味付けを守り続けていています。

添加物、保存料、科学調味料は使用していません。

「蜂の子」は信州を代表する珍味

昭和天皇の好物だと知って蜂の子のことをもっと知りたくなった方もいると思います。


この昭和天皇の好物であったとされる「蜂の子」ですが
信州を代表する特産品でもあります。


「蜂の子って何?」

「蜂の子っていつから食べられているの?」

「一体どんな味なの?」

「蜂の子って食べても大丈夫?」

という疑問が浮かんでいる方もいると思います。

そんな疑問について解説していきましょう。


*画像は当時の記事です。興味がある方は読んでみてください。

蜂の子とは?

そもそも蜂の子って何?と思った方もいらっしゃるかと思います。

「蜂の子」とは、その名の通り、蜂の子ども、つまり蜂の幼虫や蛹のことです。

ミツバチだけではなく、スズメバチ、クロスズメバチ、アシナガバチ、クマバチなどの蜂の幼虫や蛹も
すべて“蜂の子”と呼ばれています。

主に食用とされているのは、「クロスズメバチ」という種で
土の中に穴を掘って巣をつくることから「地蜂」とも呼ばれています。

原田商店の蜂の子の缶詰もこの「クロスズメバチ」を甘露煮にしています。

また呼び名は地域によって「スガレ」や「ヘボ」などとも呼ばれることもあります。


ここで蜂の子の産地について少しふれておきます。

実は日本で食べられている蜂の子のほとんどは中国で採取された蜂の子でもあります。


蜂の子って国産じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが
日本とれる蜂の子は採取される数が非常に少なく、ほとんど市場に出回ることはありません。


「国産じゃないんだ・・・」と思う方もいるかもしれませんが
中国でも蜂の子は高級食材とされているため国内でも非常に高価なものとして取引されています。


また品質にはほとんど違いがなく安心して食べても大丈夫と言えるでしょう。

蜂の子の歴史

蜂の子も古来より
ルーマニア、タイ、メキシコ、エクアドルなど多くの国で
貴重なたんぱく質等の栄養源として食されてきました。

最古の歴史としては、150 万年前に東アフリカで食べられていたという記録があります。

現在でも特にタイでは一般的な食材で、一流レストランでも提供されるほどです。

その他にも、中国最古の薬物書「神農本草経」では
長期服用することで健康を得る“上品”の一つとしてあげられているのが
「蜂の子」であることも記されています。


今現在でも中国での養蜂は盛んに行われており、高級食材として人気が高いようです。


日本においてはいつから食べれれているかの起源については明らかにはなっていないようです。


しかし 1919 年に、昆虫食に関する大規模な調査が行われ
主にスズメバチの幼虫が、全国的に食用として用いられている実態が明らかとなりました。


例えば埼玉県では、炭火で焙ったものに醤油や味噌をつけて食べ
岡山県では生のまま、あるいは醤油で付け焼きや煮付けにして食べ
鹿児島県では鍋で煮込んで食べていたそうです。


また太平洋戦争中
蜂の子は、北海道から九州に至る各地の昆虫食の中で
最も頻繁に利用されていたとの報告もあります。


そして長野県、岐阜県、愛知県を中心に、伝統的な郷土料理とされています。

蜂の子の味

蜂の子の味は、生で食べると

「甘くてクリーミーな味」
「ナッツのような風味」
「ポップコーンのような味」
など言われています。

人によっては白子のようだと表現する人もいます。


ただ採取した蜂の子をすぐに生で食べるのは
衛生的にもあまりよろしくないので止めておいたほうがいいでしょう。

甘露煮にした蜂の子は
蜂の子のプチプチとした食感と甘露煮の味付けが非常に良く合い美味しいです。


筆者のおすすめの食べ方は「混ぜご飯」
きのこや根菜と一緒に「炊き込みご飯」
にすることです。


ご飯に蒲焼のような味がつき、蜂の子の食感とご飯が非常によく合いますので
蜂の子を食べる際には是非一度は試してみてください。

知られざる蜂の子の健康効果

現代の科学研究においては、蜂の子の良さについて
どのような事柄が明らかになっているのでしょうか。


まずは栄養学の視点から
蜂の子の食品としての有用性を裏付ける結果が得られています。


ミツバチの蜂の子の栄養成分を分析したところ
たんぱく質、脂肪、および炭水化物を豊富に含み
加えて、ビタミン、ミネラル、脂肪酸
さらに、ヒトの体内で合成できない等のために、食事から栄養分として取り込まなければならない
必須アミノ酸が含まれることが明らかになりました。


蜂の子は、さまざまな栄養素を豊富に含む優れた食品と言えるのです。

近年、最新の科学研究によって、蜂の子のさまざまな作用も明らかになっています。

たとえば
蜂の子に最も期待される効能である
“耳鳴り”や“耳のきこえ”への作用があります。

「蜂の子が耳にいい」というのは昔からの言い伝えにあり
近年の研究結果からも、耳鳴りを伴う難聴患者を対象としたヒト試験を行われたそうです。

その結果、蜂の子の成分を継続てきに接種した人は
耳鳴りによる不安や憂鬱感といった抑うつ症状および聴こえにくさが
改善されることが明らかになったようです。


さらには美容効果もある研究結果も報告されているようで
20~30代の女性を対象とした研究では、蜂の子配合食品の摂取試験によって
蜂の子による肌の張りや弾力を改善する効果が示されています。


今後も研究の発展に伴ってさらに活用の幅が広がり
人々の健康や美容に役立てられていってくれたら嬉しいですね。

まとめ

今や昆虫食は「世界を救う」などとされ
様々なメディアで取り上げられる機会が増えてきましたね。


その中でも今回紹介した蜂の子は
日本では昔から愛されている食材であることがわかっていただけましたでしょうか?


昭和天皇が愛した「蜂の子」ぜひ一度召し上がってみてください。

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